加藤です
今日は鶴見川源流域をぶらついて来よう。唐木田から南大沢にぬけても良い。どうせ暇だし。この地域は田んぼより畑地が多く昔ながらののどかな風景が楽しめる。道は少々土地勘を要する。時節がら、やぶっ蚊と熱中症に気をつけよう。ジジィが倒れても知らんぷりして捨て置かれる。
話の寄り道。一句“立ち話 いつの間にやら 月がでた“と。女性の盛んなお喋りに逞しさと平和を感じる。電話でも喋りまくり明日になっていた何て事も度々あるらしい。こんな話が···ある男がお喋りを規制したところ“じゃアタシ達に死ねって言うの!”と啖呵をきられたと。今じゃ語りぐさになっている。
一句“じゃ又ねぇー 別れて戻り 又喋る”と。何でも梅干しだけで40分は喋ると言う。かつお節のが美味しいとか不味いとか···。でも一人の時は喋らないと言う。まっそうだろう。一方、男はテレビに話かけるらしい。何か男は寂しいねぇー。一句“喋り止む 腹が減ったか 眠いのか“と。
話は戻る。よこやまの道を辿り途中で別れ巡礼?古道を下る。ナツツバキが咲き始めた。清楚で綺麗な花だ。ワルナスビがはびこりアオバハゴロモの幼虫がピョンピョン跳ねる。今年は異常発生ではないか···。目障りな柵を我慢して古道を下ると視界がぱっと開け昔ながらの畑風景が広がる。この変化が良いねぇー。
古道と別れ谷戸に下って上り返し尾根を跨いで“鶴見川源流の泉”に向かう。キブシやコブシなど木々の実が育ちエゴノキは鈴なりだ。ヒメコウゾのオレンジ色の実が目だつ。これ結構甘く良いおやつになる。谷戸では股裂きアカメヤナギの巨樹が見もの。ハエドクソウやミゾソバが咲き始めた。ミゾちゃん早すぎぃー。ヤマユリもじき咲きそうだ。源流の泉にはこんこんと清水が湧き出る。美味しそう。一気飲みしたい感じ。
源々流 にあたる湿地を抜け長池公園を経て清水入緑地に向かう。オカトラノオが咲きコマツナギやチダケサシも咲き始めた。ヒヨドリバナも。がさごそ?···雉の雄がいきなり現れた。あぁびっくりした。緑地内のコースは薄暗くやぶっ蚊が待ち構えていそう。うわっ予想通り!嫌だねぇー。トキワツユクサが群生しヤブニッケイとムクロジの幼樹を見つけた。こんな意外な発見が楽しい。さぁ帰ろう!ビールが待っている。団地道を通って南大沢にでる。



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