加藤です

木々の冬芽が膨らみ様々な野草も咲きだした。春の息吹きを感じる。今日は早春を彩る“春の妖精”たちが主役。あきる野市の隅っこに知る人ぞ知る花園がある。セリバオウレン先ずはセリバオウレンを見に行こう。咲いているかは時の運。皆、行いには自信がない。道中、車に乗ったり歩いたり。だから楽チン。楽して楽しむだ。

話の寄り道。人間、褒められて悪い気はしない。面白い話をしよう。ある男が生れて間もない赤坊を見て···この赤ちゃん何歳?と聞く···ママは一瞬“ヤバイ奴”と思いつつ0歳と応える。すると···えっ0歳!それにしては若く見えますねぇー、と。如何?えっ全然面白くねぇって?あぁそうかい。じゃ次行こぉ~。

この男、彼女ができたと有頂天。へへっ俺、彼女ができたよ。俺のこと男らしくてイケメンでかっこ良いって···うはっ!そんな大嘘つく女は信用できないぞ···。一句“気をつけろ 甘い言葉と 体脂肪”。はい!お仕舞~い。

話は戻る。樽集落に向かう。雰囲気の良い集落だ。ひなびた里道を歩き沢を渡って山道に入る。セリバオウレンはこの道筋に咲くので盗掘が心配。昨年は見ごろだったが今回はどうか···。あっ咲いてるよ~!熟女色の叫びが森のしじまを破る。清楚で可憐な花だ。良いねぇー。自生かは不明。オウレンはかつて薬草として利用していたと。
セツブンソウ
次は深沢集落だ。節分草に福寿草がお目当て。この集落の景観も魅力的。山里風景を楽しみながら歩みを進める。と、前方に“黄色い”のが···福寿草では···どんぴしゃり!それも見頃を迎えにこにことお出迎え。おっはよー。良いねぇー。さぁ節分草は···。

怪しい記憶を頼りに心当たりを探す。が、見当たらない。では私有地に咲く節分草を見せてもらおう。福寿草が咲く斜面を下って行くと···出たぁー!あたり一面、節分草だらけ。足元を注意しないと踏んづける。白いがく片と雄しべの紫との対比が美しい。可憐な花だ。良いねぇー。
フクジュソウ
今日は早春の花ばなに出会え楽しい一日を過ごした。先週は日の出町の丘陵を歩きシハイスミレが早くも咲き始めびっくり。ヤマアカガエルの産卵にも出会えた。いよいよ生命力溢れる春がやってくる。

以上、参考まで