加藤です
今日は檜原村の時坂集落を歩く事に。集落は旧家が古道·甲州中道の周辺に点在しひなびた雰囲気が漂う。良いねぇー。早春は“福寿草の里”となる。瀬戸沢林道の現況も見て来よう。よっひま人!又林道かい···おぅ!こっちは365連休よ。この林道は峠の茶屋から小岩を結び便利だが崩落で長らく通行止めになっている。周辺ではクモキリソウほかラン類が見つかる。でもポケ~としてちゃ見落とす。
話の寄り道。海の水はどうして塩からいのか?···それは鮭がいるからだ。一句“静粛に! それ来た出番 じじぃギャグ”と。巣鴨では年金入りたてに食べ物が売れると。そして元気の良いばぁさん達を“年金ギャル”と呼ぶらしい。一句“ばぁさんが お洒落決め込む 年金日”と。
やぁ!ばぁは85だって?若く見えるねぇー···そうだろ84だからね。あんたも若いねぇー。とても70には見えないよ。どう見ても60台後半だね···ばぁは虫歯が1本も無いんだって?···そうよ総入歯だからね。一句“ばぁさんの 夫はたいがいじぃさんだ”と。
話は戻る。寒~い!さすが檜原村。柚子が鈴なり。山里には柚子が似合う。猿が食い散らかすけど酸っぱくないのかねぇー。葉が散りヤマコウバシが目立つようになった。さっ平らな尾根道にでた。歩こう。モットーは楽して楽しむだ。今は林道に様変りした古道を時坂峠方面に進む。殺風景な法面をカンスゲや羊歯類が覆う。峠には風化した石造物が祀られやっと古道らしくなりここから麓に下る。
峠から先の林道は地図に載っていない。記憶を辿るとこの先にツクバネが生えていたような···行ってみよう。あったあった!ほ~んとに“つく羽根”そっくり。初めて見た時は自然の造形力に感動したっけ。引き返し峠の茶屋に向かう。道が薄暗く寒ざむしい。茶屋の眼前に馬頭刈尾根の山々がど~んと迫る。良いねぇー。
さてっ崩落林道はどうか···うわっ当時のまんま。様子みに少し歩こう。さっそく土砂が堆積し道をふさぐ。霜柱を踏みしめながら先に進むと復旧工事の最中だった。竣工は令和7年とある。さぁぼちぼち帰ろう。
皆様 今年も一年お付き合い頂き、ありがとうございました。良い年をお迎え下さい。
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