加藤です

今日は盆堀林道の通行状況を見に行く事に。入山峠近くの崩落現場の近況を知りたい。どうせ暇だし。林道はあきる野市と八王子市を結び道筋には出会いの少ない植物が度々現れる。ナンバンハコベやイワナンテン、レモンエゴマ、イワヒバ、イヌガンソク等々。ぶらきょろすれば見つかる。運がよけりゃカモシカにも出会える。さてっ初冬の歩きで何が現れるか···。ナンバンハコベ (夏)レモンエゴマ(冬)

話の寄り道。ちびっ子編。パパ!肩ぐるまってシュークリームみたいだね。パパがコーンで僕がクリーム。可愛いねぇー。が、知恵がついてくると···。僕、パパとおもちゃ片づけるの好きなんだ。パパ先にやっててよ。僕、ジュース飲んでから手伝うから···。こんな風にパパをうま~く使うようになる。

珍問答も面白い。ママ!風邪の熱が上がってきたって階段上がってくるの?···そっそして途中で”熱冷まし“にやられるの。テメコノって···じゃねぇーぶつかるとおもちゃは凹むのにコブはどうして出っぱるの?···うう~ん凹むとそこにゴミなんかたまっていやじゃない。だからよ。

話は戻る。紅葉の名残りを楽しみながら車に乗ったり歩いたり。林道の合流地点にブナ林があるのに気づく。ブナは好きな木だ。植栽だろうけど何故ここに···。秋の花は既に終わり一方でお喋りの花が咲く。いつでも何処でも花盛り。皆、楽しそう。

落葉を踏みしめながら歩く。さわっさわっ···心地よい響き。ここで“わびさび”の世界に入るか、“わさびさしみ”を思い浮かべるの···ガラの良し悪しが分かる。苔むした岩肌にイワナンテンが張りつき周辺にシシガシラが群生する。良いねぇー。風情がある。雪虫がふわふわと舞う。降雪を知らせる初冬の風物詩だ。
ツルリンドウ実
げっ!工事中通行止めときた、くそっ。仕方がない入山峠まで歩こう。崩落現場はどうか?···おっ復旧完了!良かった。坂を上ると伐採で視界が開け見晴らしが良い。スカッとするねぇー。リンドウやリュウノウギクが咲き残りツルリンドウの実が顔をだす。ハコネシダやタチシノブも現れた。姿形が良い。よっこらしょ!峠に到着。やれやれ峠越えも通行止めだ。

今日は霜が降りいきなり冬到来。異常気象で四季の国が二季になった感じ。冬季は野鳥や冬芽葉痕を楽しもう。

以上、参考まで