加藤です
ご無沙汰してます。ここんとこ上さんが交通事故で大怪我を負い出歩く余裕がなかった。今日は久々に“草木盆栽女子”のお供で檜原村の鋸山林道の状況を見に行く事に。道は都の天然記念物“神戸岩”から大ダワを跨ぎ奥多摩方面に下る。道すじに咲くこの時期の花々も見てこよう。さてっどんな発見が┄。
話の寄り道。大きな袋!何が入ってるの?┄君を想う気持ちが詰まってるのさ┄嬉しい!貴方と一生、手を繋いで歩きたい。まっ当時はこんな飛んでもない会話もあっただろう。が、現実は厳しい。やがて熟年“イヤイヤ期”がやってくる。
あれから40年!夫嘆きの一句“山の神 食べるか寝るか 喋ってる”と。そこで夫┄なっお互い出逢った頃に戻ってみようよ┄アタシ出逢う前に戻りたいわ。あ~ぁこりゃ駄目だ。妻嘆きの一句“宿六め メシはまだかと 座ってる”と。これイラつくらしい。何々うちのがそうだって?┄じゃ今晩はトリカブトの天ぷらでも食べさせな。
話しは戻る。先ず神戸岩を覗こう。豪快な風景に見惚れる。吹き抜ける風が心地良い。イワタバコやミゾホオズキが咲きキツリフネやタマアジサイも咲き始めた。タマは蕾が弾けたとこが良い。林道は車に乗ったり歩いたり。荒れてた路面がきれいになった。あらっアタシの事?┄いや路面の事。でももう顔面と路面を見比べても大差ないね。ヤマユリが甘く香る。
ミヤマカワトンボが飛び交い沢の音を耳にしながら歩く。良いねぇー。皆、良く喋る。体質的に体のエネルギーの大多数が口に集まるらしい。ダイコンソウが咲きミツモトソウも咲き始めた。キツネガヤが涼しげにそよぐ。標高が上がるにつれ涼しくなり見晴らしも良くなる。快適だ。この辺りにはノリウツギが多くそれも見頃。マタタビの葉が白くなり始め、岩場には風情のあるハコネシダやフクロシダが度々顔を出す。
さぁ大ダワに着いた。標高は千mほど。半袖では肌寒い。現在、奥多摩方面へは崩落で通行止めだ。ヒグラシがもの悲しげにホトトギスはのどかに鳴く。さてっぼちぼち帰ろう。帰り道で若鹿3頭と出会い大騒ぎ。久々に当地を訪れ見慣れた風景も新鮮に感じ良い気分転換になった。
以上、参考まで
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